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オリジナル長編(?)小説を展開しています。
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私立、空猫高校。
とある町にあるとある高校である。
しかし、その裏に暗躍する、とある組織がある。
その名は――
 
それ行け!
徒会
 

御注意! ここでは私の創作した小説を公開しています。
ではまず、ここでのいくつかの注意点を。
○ここでは「それ行け! 空猫生徒会」が展開されています。
 激しく莫迦で一部の人に拒否反応を示す事と思われますので注意して下さい。
○そして、これらの物語内に登場する人々は皆(主人公の千鳥は除き)
 モデルが居ります。ここに来れる人なら、大体は把握してしまうのではないでしょうか。
 それでも、『根っこの部分は拝借しても細かい所は全てオリジナリティを出すよう』
 努力しています。どうか温かい目で見守って下さい。
○もしかしたら、近々もうひとつの連載小説を背負うかもしれません。
 数が多くて大変ですが、カテゴリを見て内容を把握して下さい。

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私立・空猫高校。何て事は無い、普通の高等学校だ。
しかし、そこを取り締まるある組織がある。人々は畏怖の感情を込め、その名を呼ぶ。
空猫生徒会。
通称、月夜の猫たち。
「今回、君たちがこの空猫高校の生徒会員に選ばれた。宜しく頼む」
体育館内、横に並んだ少年少女計3人に告げたのは、生徒会顧問の国語教師、徹。
素敵なスキンヘッドが特徴だ。
空猫高校生徒副会長の結城千鳥は、昼ご飯の買出しに出ていた。
その時、目の前の光が突然遮断された。
「征鳥高校、ですか・・・?」
千鳥は睨めっこしていた地図から顔を上げて聞いた。それに真は頷く。
「そうだ。別名・・・鷹の高校」
「真さん・・・? どうしたんですか、真さん?」
千鳥は真に背をつけ、後ろから襲い繰る敵を倒していく。よって、前が見えない。
先程まで全力疾走していた真は急停止したのだ。
千鳥は一気に残りの敵を倒すと、踵に力を入れて、勢い良く振り返った。
真紅が真に決闘を申し込んだ、俗称「征鳥高校の変」の疑問の残る終末から1週間。
いつもと変わらぬ日々の中で、真は微かながら違和感を覚えていた。
ある日の生徒会室。日はすっかり沈み、恐らく真以外に生徒はいないだろう。
彼は黒味の混じった青い携帯電話を片手に、ノートに何かを書き連ねていたが、急に顔を上げた。今は真夏で、窓を開けていないこの部屋の中は駱駝も発狂する程に暑かったが、彼は全く汗を掻いていなかった。携帯電話を両手で抱え込む。
「本当か」
ぽつりと呟かれた真の言葉に、受話器の向うから何か返事が返ってくる。
男はそれを聞き終えると、ご苦労だった、と言い、電話を切った。
椅子を半回転させて、閑散とした校庭を見る。満月で、外も中々明るい。
「・・・あいつが、来た」
真は、忌々しげにそう呟いた。
「じゃあ、行こうか千鳥」
「えっ?」
少年、真紅は優しく微笑み、地面に音も無く着地すると、千鳥の腰に手を回した。
「おい、おいおいおいおいおいっ! 待て!」
「待たないよ。それじゃあ決闘、頑張って?」
慌てる真にそう言い残すと、真紅は千鳥諸共闇に消えた。
「明治の板チョコに、豚肉に、ゆず、おかき、甘栗むいちゃいました・・・」
メモを見ながら、すらりとした、長い黒髪の少女が呟く。灰青の澄んだ瞳が綺麗だ。
「あと、葱にあさりにナタデココ! 今日はお鍋だもんねっ、豪勢にしなくちゃ」
それ、鍋の具か。しかしそんな事は気にも留めず、少女はカートを走らせる。
彼女の名前は結城千鳥。この辺りでは名の知れた名家、結城家の宗家の一人娘。彼女は今、家で行う鍋の準備をしている。今日の彼女はいつにも増して張り切っていた。理由は単純、今日は彼女のお隣に住む青年、真が来るからだ。千鳥は彼を慕っており、淡い恋心すら抱いている。そんな千鳥に、声をかける者が1人。
「あの~、千鳥さん、ですか?」
「へ?」
ざー。
「傘忘れたっ、今日は大雨だって言ってたのに・・・・・・え」
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HN:
うぐいす
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/08/08
職業:
ノートにガリガリすること
趣味:
小説を書くこと
自己紹介:
小説に特化したブログを作ってみました。
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